マイレージプログラムとは?

飛行機に乗られる方「マイレージプログラム」を利用されているでしょうか?
マイレージを貯めると、実質無料で旅行に行く、割安で行くことも可能です。

この記事では、マイレージプログラムの内容とその仕組みをご紹介します。

マイレージプログラムの内容

街中での買い物やクレジットカードでの決済でポイントが貯まるように、飛行機に乗ることでポイントを貯めることができます。
多くの場合ポイントは、飛行距離(マイル)に応じて貯めることができ、「マイレージ」と呼ばれます。

マイレージを貯めると、様々な特典を受けることができます。その特典は航空会社によって変わりますが、多くの場合、特典航空券(無料航空券)、航空券の割引、座席のアップグレードなどがあります。

このように航空会社ごとのポイント(マイレージ)を貯めることよって、特典を受けられるシステムが「マイレージプログラム」です。

アライアンスについて

マイレージは基本的に航空会社ごとに貯めるシステムになっています。例えば、全日空(ANA)と日本航空(JAL)のマイレージプログラムはそれぞれ別のものとなっており、それぞれのマイレージはそれぞれの飛行機に乗らないと貯まりません。
しかし、マイレージプログラムへの会員登録はほとんどの航空会社で無料で行うことができますので、飛行機に乗るのであれば、とりあえず登録をしておくのが良いかと思います。

基本的に航空会社ごとに貯めるシステムではありますが、同じアライアンスに加盟している航空会社を利用しても、基本的にマイレージを貯めることができます。航空業界には3つのアライアンスというものがあります。
それぞれのアライアンスに加盟している航空会社は以下の通りです。

加盟社数代表的な加盟航空会社(国)
スターアライアンス26社ANA(日本)、ユナイテッド航空(USA)、アシアナ航空(韓国)、中国国際空港(中国)、
エア・カナダ(カナダ)、エア・インディア(インド)、ニュージーランド航空(NZ)、
エジプト航空(エジプト)、エチオピア航空(エチオピア)、スカンジナビア航空(スウェーデン)、
タイ国際航空(タイ)、ターキッシュエアラインズ(トルコ)
スカイチーム19社デルタ航空(USA)、大韓航空(韓国)、中国東方航空(中国)、チャイナエアライン(中国)、
ガルーダ・インドネシア航空(インドネシア)、エールフランス航空(フランス)
ワンワールド15社JAL(日本)、アメリカン航空(USA)、ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス)、
カタール航空(カタール)、マレーシア航空(マレーシア)、カンタス航空(オーストラリア)、
キャセイパシフィック航空(香港)

※ 2024年7月13日現在

どのくらい貯まるのか(ANAの場合)

実際にどのくらいのマイルが貯まるのかを、ANAの国内線を例に見てみましょう。
東京発着の代表的な片道のマイレージ(マイル)数は以下の通りです。

区間片道基本マイル数
東京 ⇔ 札幌510マイル
東京 ⇔ 大阪280マイル
東京 ⇔ 福岡567マイル
東京 ⇔ 那覇984マイル

※ 2024年7月13日現在

基本的にはマイレージは飛行機に乗ることで貯められますが、飛行機に乗る以外の方法で貯めることもできます。
例えば、ANAの場合、ホテルやレンタカーの利用、ふるさと納税の利用、ANA PayやANAカードといった決済を通じて貯めることもできます。
詳しくはANAの公式サイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/tameru/)をご参照ください。

マイレージによる特典航空券(ANAの場合)

次に、マイルをつかった特典航空券の取得について、具体例をANAの国内線・国際線を例に見てみましょう。
東京・日本発着の代表的な必要マイレージ(マイル)数は以下の通りです。なお、すべてレギュラーシーズン・エコノミークラスの数値となります。

区間(国内線)必要マイル数(片道)
東京 ⇔ 札幌7500マイル
東京 ⇔ 大阪6000マイル
東京 ⇔ 福岡7500マイル
東京 ⇔ 那覇9000マイル
区間(国際線)必要マイル数(往復)
日本 ⇔ 韓国15000マイル
日本 ⇔ 上海20000マイル
日本 ⇔ ハワイ40000マイル
日本 ⇔ ニューヨーク50000マイル

※ 2024年7月13日現在

まとめ

今回は航空会社が提供するマイレージプログラムについてまとめました。

この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。